バンブーベニヤ。

以前、航空ベニヤが入手困難である旨の記事を書きましたが、現在も状況はあまり変わっていないようです。そんな中、福岡のCrusader先生から、航空ベニヤの代替品として使用できる竹合板の情報を頂きました。2プライ90度の貼合わせ合板で、厚みは0.5mm程度との事です。九州国の名機フェザント号にも以前から使用されているそうですので、実績としては申し分ありませんね。早速、取り寄せて試してみる事にしました。比重はバーチ材の航空ベニヤよりも軽く、価格的にも航空ベニヤよりローコストです。次回製作予定の軽戦シリーズ5号戦で使用してみます。

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パーツの製作中です。

しばらくの間、機体製作を休止していましたが、また少しずつパーツの製作を始めました。写真は軽戦シリーズ5号戦のエンジンマウント製作です。人によって製作の手法には、だいぶ違いがあると思いますが、私の場合はガラス板(鏡)を定盤替わりにして組み立て作業をしています。このガラス板(鏡)の欠点としては、作業中に自分の顔が見えてしまう事ですね。

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機体探求レポート17

福田裕治さん(東京、KaFC出身)の新作機です。USA Bill Werwageさん設計のアレスですね。Steve Woolyさん設計の名機コブラと共に、往年のデトロイトスタイルを代表する機体と言えるでしょう。アレスの初期型は55年にUSA アンブロイド社によりキット化、発売されましたが、この機体は59年バージョンのブロダック社製キットより製作されています。アンブロイド社は、有名なスツーカスタントのキットを発売していたメーカーでもあります。搭載されているエンジンは、オリジナルではFOX35でしたが、福田機にはアレスの発展型であるペロクエットにも使用されていた、HP40が搭載されています。HP40については、あまり情報が無いと思いますが、もともとはRCの40パイロンレース用に作られたシニューレエンジンで、単体の重量は238gとの事です。この機体に搭載されているエンジンは、ランディースミス氏の手によりCLスタント用にチューニングが施された、ゴールドヘッドのスペシャルエンジンで、珍品のアダミシン製フィン無しマフラーが取り付けられています。それにしても圧巻・・凄い物持ちですね。

仕上げ及び重量については、主尾翼は絹貼りドープ下地、胴体は紙貼りドープ下地でカラーリングはウレタン、クリアウレタントップコート吹き付けで、全備重量1380gで完成です。まだ、さほど飛行回数は多くはないですが、ボリーの3B、10.5×6.5のプロペラを使用して、パワフルに飛行中です。

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ドープ他、塗料今昔のお話し。

先日、THCの東邦化研工業(株)が、模型用塗料事業からの撤退を公式に発表しました。年々需要が減少し、事業継続が困難になったそうです。塗装派にとっては非常につらいニュースになりましたね。

自分の昔を振り返ってみますと、最初の頃はもっぱらラッカーを使用していました。模型屋さんで調達できる塗料は、S熊印(島田塗料)のマメラッカーです。この塗料は、もともとはプラモデル以前のソリッドモデル(木材の削り出し模型)用の塗料として発売されたそうです。同じS熊印の塗装器具で、私には高くて買える商品ではありませんでしたが、殺虫剤の噴霧器のような、手押しポンプのスプレーセットも併売していました。他には金物屋さんで調達できる、アサヒペンやニッペのラッカーも使用していました。ラッカーを使用した場合の上塗り塗料としては、パーミストホビーのプルファー(商品名)を刷毛で塗っていましたが、上手く塗料を乗せるように塗らないと下のラッカーが溶け出して酷い事になります。一液性でしたが、この塗料は何系の塗料だったのか、子供の頃は何も考えずに使用していたため今でも謎に包まれたままですね。
ラッカーの次は塩ビ系です。最初は神東塗料のエンビを使用していましたが、しばらくしてTHCのエンジンカラーになりました。その頃になると、レベルの高いお兄さん達はおそらく初の国産品であろう、パーミストホビー製のドープを使用していました。それでも、せいぜいその程度で、私の周囲にはUSAパクトラ製のエアログロスドープを使用できるブルジョワ階級の人はいませんでした。

その後、THCのドープが発売になりましたが、その頃から段々と別の事に興味が移っていましたので、使用するようになったのはかなり後の事です。最初にTHCドープを使用した時は、塗料の引っ張り具合が解らずに絹貼りの機体は変形しまくりでしたが、何度か経験を積むうちにサイザーの加減もわかって、引っ張り具合もある程度調整できるようになりました。それにしても、色ドープの隠ぺい性の悪さには閉口しましたね。何度塗っても色が決まらないので、相当回数を塗るようになります。結局、塗膜が薄いので軽いとも言えるわけですけど・・。

色絹や色紙をドープでクリヤ仕上げをする場合、ドープのみで艶が出るまで塗ると酷い目にあう事になります。ドープサイザーを添加して引っ張り具合を調整しても、せいぜい5回から6回塗り程度にとどめたいですね。後はクリアウレタンで仕上げますが、昔からドープとウレタンは密着性が悪く、ウレタンの塗膜がペロリと剥がれた経験をされた方もいると思います。昔は対策がありませんでしたが、今はミッチャクロン等の万能プライマーがありますので、ウレタンを吹き付ける前にプライマーで処理することにより、剥がれを防止する事ができます。

東邦化研の撤退により、国産のドープは消滅です。USAブロダック製のドープはありますが、塗料等の化学製品は輸入する際の書類が煩雑らしく、少量の需要ではとても輸入してくれるところは無いでしょうね。

添付写真は最近製作した、色紙、クリアドープ、クリアウレタン塗装の機体です。レトロ調の仕上げとしました。

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機体探求レポート16

しばらくネタ切れで更新ができずに心苦しく思っておりました。久々の機体探求シリーズで更新です。今回は浦風和裕さん(富山)製作の、斑鳩の茂平/Mohei of the Ikarugaを南関東Jr選手権大会の会場で取材させて頂きました。09クラスながら、4ストローク運転でF2Bをこなせる機体というのがキャッチフレーズでしたね。浦風機にはパワーユニットとしてOS10FPが搭載され、非常に緻密で丁寧な工作が施されています。被覆はラッカーでテトラの薄紙を貼り、着色と文字入れ後クリアウレタンでトップコートされ、全備重量485gで完成だそうです。競技では早めのラップで軽快に飛行していました。

設計者は千葉県で精力的に活動されていた、サイドワインダーズのリーダーであった根本保(ペンネーム、たいらしげる)さんです。サイドワインダーズは、逆回りのグループで有名でしたね。

※非常に残念なお知らせですが、根本さんは昨年お亡くなりになったそうです。慎んでご冥福をお祈りします。合掌

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